【社員の離職防止】待遇改善の効果とそのために求められる対応

組織において労働力不足が生じていない場合でも、より条件の良い仕事に就くために、優秀な社員が転職するリスクはあります。能力の高い社員を確保し続けるためには、待遇改善が有効です。

離職防止策として待遇改善に期待できる効果

待遇改善は、社員の離職防止につながります。社員の昇給等、人件費のアップにはコストがかかりますが、優秀な社員が流出してしまうと、その補填に翻弄されてより大きな喪失が発生するリスクがあります。 加えて、待遇改善には、社員のモチベーションを上げることで生産性を向上させる効果が期待できます。

派遣社員の待遇改善について

派遣法の改正により派遣社員の同一労働同一賃金が施行され、派遣先は、派遣社員の待遇改善へ配慮することが必要になりました。派遣会社による派遣社員の待遇改善措置に伴い、派遣料金を改定する場合は、翌年度分の派遣料金の予算を、年度内に調整する必要があるかもしれません。その場合は、予算立案に間に合うよう更新手続きを行うことをおすすめします。

WDBにおける派遣社員の待遇改善

優秀な社員を確保した上で安定したサービスを提供し続けるためには、派遣社員の待遇改善が必要だと判断し、当社では継続的に派遣社員の給与引き上げに取り組んでいます。背景には、待遇改善により派遣社員の転職リスクを軽減するとともに、派遣社員が意欲と向上心を持って就業することで、お客様に提供するサービスの品質向上に寄与したいという思いがあります。