派遣事業の実績とお客様の要請
派遣事業の実績
労働者派遣法が施行された1986年から2年後の1988年、当社は事務職の人材派遣事業を開始しました。
当時姫路を拠点としていた当社は、神戸から岡山における地場企業としては初めての人材派遣会社でした。現在もそのエリアでは、お客様と多くの事務職派遣のお取引きが続いています。
そして1996年、新たな市場開拓のため、当社は研究職派遣事業を開始しました。
研究職派遣のニーズが増えているという情報を得て、他社に先駆けて解禁されて間もない研究職の分野での挑戦を決めたのです。研究職派遣事業への進出にあたり、当時から研究都市として著名だったつくば市で活動を始めました。
研究職派遣事業を開始した当初は、理系分野について学ぶことから始まりました。公的研究機関を訪問して研究職のニーズをヒアリングし、さらにヒアリングした専門用語を独自で調査することで、理系分野に関する知識を蓄積しました。
そして、大学の名鑑等を用いて研究室の先生へのアプローチを行い、研究職人材の不足という課題について伺いました。
こうした状況を踏まえて行った取組みが、公的研究機関と研究室のリスト化と、研究職派遣の利点を伝えるダイレクトメールの送付です。各機関の課題を細かく把握し、希望に合致する研究スキル、技術スキルを持つ人材の派遣を提案することで、立て続けに発注を受けるようになりました。
その後も研究職派遣の実績は右肩上がりを続け、事務職派遣の売上を超えました。
今では、理学系研究職派遣で働く3人に1人がWDBグループから働いています。
「労働力の提供」ではなく「成果の保証」
当社は、人材サービス事業において「労働力の提供」ではなく「成果の保証」という考え方で事業に取り組んできました。価値の高いサービスを提供し続けたことで、お客様から確固たる支持を得ています。
お客様から支持される理由
- お客様の発注内容を正確に把握するノウハウがあること
- 派遣・紹介する人材の質が高いこと
- 就業開始後のサポート制度が充実していること
- 「doconico(ドコニコ)」の開発によって発注から契約終了に至るまでの派遣サービスの利便性を向上させたこと
お客様の要請を受けて「JIMU doconico」を開始
研究職派遣で取引きがあるお客様から、事務職でもWDBの人材を紹介してほしいという要請が増えました。民間企業からは経理事務、貿易事務、営業事務、翻訳等、大学・公的機関からは秘書、論文調査、データ分析、予算管理等の業務の発注を受けます。
研究職派遣事業を開始して以降、当社は理学系研究職の派遣をメインとしてきました。しかし、お客様の要請に応えるため、2023年4月より研究職と事務職の双方に注力して人材サービス事業を展開していきます。
そのためのサービスが「JIMU doconico(事務ドコニコ)」です。
WDB JIMU doconicoの想い